R15相当の同性愛、暴力描写、R18相当の性描写を含み、児童・中高生の閲覧に不向きです。
この物語はフィクションです。実在の事件、人物、団体、企業などと一切関係ありません。
この物語はフィクションです。実在の事件、人物、団体、企業などと一切関係ありません。
京都編までの登場人物
※京都編オチまで読んだ人の思い出し用です。ネタバレ注意。
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本間 暁彦 -
主人公その1。年齢は二十一歳。物語冒頭では大学三回生。
京都のボンボン。巫覡の血筋の生まれで跡取りの一人息子。
面食い。マザコン。美大生。専攻は日本画だけど何でも描くらしい。
長身で、ちょっと俺様。だけど、ほんとは気が弱い。
人によってはアキちゃんと呼んでる。
コーヒー中毒で、いつもカフェインを絶やさない男。
ついつい命令口調になっちゃって、いつも落ち込んでる。
箱入り息子で京都から出たことがなかったが、なんとか脱出成功。
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水地 亨 -
主人公その2。年齢不詳だけど、二十歳前後くらいに見える。
正体不明で総受け体質の中性的な美貌の男。人間じゃないらしい。
いろんな意味で人を食って生きている。血も吸う。大阪弁で喋る。
泥酔したアキちゃんに拾われて下宿に居着き、今はめろめろらしい。
でもちょっと浮気者。美味しいゴハンと、お金持ちのおっさんが大好物。
本当は紅茶党だけど、アキちゃん合わせでコーヒーを飲む。
キス魔で、手を繋ぐのが大好きな、絶倫の色情狂。
アキちゃん大好きで、毎日が辛抱堪らんライフ。
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秋津 登与 - アキちゃんのおかん。(※関西弁で言う母親のこと)
日本舞踊のお師匠さん。本職は巫女。自称18歳で、確かに見た目が若い。
おっとりした京女だけど、性格は強引で、ちょっぴり怖いママ。
おかんの辞書に常識の文字はない。
出征した兄が戻るのを、ずっと待っている。
お兄ちゃんが好きすぎて、息子にもお兄ちゃんと同じ名前をつけちゃった。 - ●
秋津 暁彦 - アキちゃんのおかんの実兄。そして夫でもある。アキちゃんの父。
旧海軍に従軍して戦死した。写真が一枚残っているだけ。
アキちゃんと超そっくり。見た目ほぼ同一人物。 - ●
舞 ちゃん - おかんの式神。正体は庭の椿どす。
アキちゃん好みの和風美少女。見た目十七歳くらい。
アキちゃんを若様と呼び、いつもお慕い申し上げてる。 - ●
本間 さん - アキちゃんの戸籍上の父親。でも赤の他人らしい。
おかんの弟子ということになっている初老の男。
いつも嵐山の実家の玄関先を掃除している。 - ●姫カット
- 名前がない。アキちゃんの元カノ。クリスマス・イブの夜に別れた。
和風顔の美少女だけど洋服を着ている。そしてブスの亡霊に着られていた。
本人もアキちゃんが好きだったけど、思い詰めすぎて自殺してしまい、
遺体をブスに乗っ取られ、死体のままアキちゃんと半年交際しちゃった。 - ●ブスの怨霊
- 名前がまだない。姫カットの死体に憑依していた、もと作業棟裏の自縛霊。
自殺後、亡霊化してたが、アキちゃんに惚れて、化けの皮を被り彼女に収まった。
でも霊力的な限界が来て、半年後のクリスマス・イブの夜に別れる羽目に。
亨にアキちゃんをとられて、無念を残したまま雲散霧消した。 - ●
守屋 刑事 - 姫カットの死体が出たので捜査に来た刑事さん。
アキちゃんをしょっ引いたが、おかんの根回しで偉い人にドヤされてビビった。
そんな気の毒な、刑事コロンボ好きな、よれよれコート姿のおっさん。 - ●
画商西森 - 西森さんは亨ちゃんのお友達で祇園で絵を売っている熟年のおじさん。
割腹が良くお洒落でグルメであり、金回りが良さそうである。
画商としても目利きらしく、商売もやり手である。いかにも亨と怪しい。 - ●教授
- アキちゃんの担当教官。日本画家でオーラの薄いおじさん。
実はホモだってことに、アキちゃんは三年間気づいてなかった。
アキちゃんのことが好きらしい。アキちゃんにはその気持ちを無視されている。
たぶん四十代くらいの人ではないかと思われる。絵は上手いがオーラがない。 - ●
秋尾 さん - おかんファンの大崎先生という謎の偉い爺さんの秘書。
アキちゃんの絵を買うはずだったけど、横取りされて弱った。
亨の見解によれば、この人は式神で狐の化身。
丸眼鏡で狐目。見た目三十代くらい。 - ●
大崎 先生 - おかんファンの爺さん。富と権力の匂いがする謎の老人。
アキちゃんに絵を発注した。 - ●
藤堂 さん - 亨がアキちゃんのとこに居着く前に付き合っていた男。
ホテルマンで、京都の某老舗ホテルの支配人をやっている、五十代くらいの人。
癌で死にかけらしいが、亨によって延命させてもらっていた。
なのに捨てられて、そのうえ酷い目にも遭わされていた、ちょっと気の毒な人。
アキちゃんが描いた、亨の絵を買った。
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